小川山・カモシカコース (プチバリ) 

日時・天候・ランク

9月5日(土)~6日(日)  曇り/曇り後雨  C-C-7:50  参加者 5名
 
 コースタイム
 集合 海老名駅西口 7:00     解散 海老名駅西口 19:00


  5日(土)

海老名7:00=圏央道=中央道=須玉IC=11:30廻り目平キャンプ場12:20…

12:30登山口…小川山・カモシカコース分岐…13:30弘法岩(展望台/P2008)

13:45…展望岩分岐…14:07唐沢ノ滝14:11…14:45パノラマコース分岐…

15:08屋根岩15:29…15:58キャンプ場

               歩行時間 3時間8分     休憩時間 30分

  6日(日)

キャンプ場5:55…カモシカコース/小川山登山口…7:02弘法岩下7:07…8:57

小川山9:12…10:23瑞牆山分岐…休憩…富士見平分岐…10:58廻り目平分岐…

11:30枝沢/休憩11:45…12:01金峰山分岐…13:00小川山登山口

               歩行時間 6時間15分    休憩時間 50分

 
 報告事項
 ・ 今年度の昭文社登山地図では、周回コースタイム<7:10>となります。 

 ・ 食糧調達は、高原野菜畑近くのスーパー<ナナーズ>が便利。

 ・ 人数が5名の場合、バンガローを借りると格安です。(1棟 6000円/駐車場込み)要予約


 山行記
 
 
廻り目平キャンプ場はクライミングとキャンプを楽しむ人たちで賑わっていました。


 5日(土) 曇り  ≪カモシカコース≫

カモシカコースは上級者向けのハイキングコース。

このコースの素晴らしいところは、何と言っても岩場からの絶景展望です。

岩場は小川山登山ルート上の弘法岩と、屋根岩パノラマコース上の屋根岩の2箇所あります。

屋根岩への分岐には赤い×印が書かれているので、その先に行く人は少ない様子。

屋根岩は、クライミングの心得が無いと大変な登りがあります。

赤い×印は事故防止のため、一般登山者の侵入を防いでいるのでしょう。

私たちは5分ほどの急登後、垂れ下がっていたワイヤーロープで大岩に登り、絶景を楽しみました。

ゲレンデとして有名な小川山。クライミングを楽しむ人たちを間近に見ることもできました。


 6日(日) 曇り後雨   ≪小川山≫

下見山行の時は、暗く“ジメッ”とした落ち葉と根っこだらけの所でタイムリミットになり下山したので、

何となく気乗りしていなかったのですが、コースを全部歩いてみると、その先が良かったのです。

標高2220Mを越えるとトラバース気味の穏やかな道になり、視界が開けてきました。

金峰山との分岐で右に曲がると直ぐに頂上。(頂上は樹林に囲まれて展望はない!)

下山路の県境尾根は信州峠~小川山を経て金峰山へと延びている分水嶺になっており、樹林帯ですが

道はハッキリしています。

展望箇所もあり、苔むした日本庭園さながらの雰囲気の中を歩くのは心が和みます。

また、今迄出会った事のない程多種多様、色とりどりのキノコ(おっきいキノコの家!!)も有りました。

八丁平からは破線コースらしいあまり手を加えていない沢沿いの道を下り、林道からキャンプ場へ。

「どんな山でも登ってみなければ分からない!」そう実感した、変化の有る山でした。


 




6日日曜日
午後からの雨を気にしながらの登山開始となった
小川山登山口
大きな注意書きの看板がある




ルートは弘法岩手前までは、カモシカコースとかぶっている




途中の視界の開けたところから小川山を見上げる




岩塊の隙間をすり抜けると…




その先には梯子がかかっている




岩場の続くポイント
面白くなってきた




岩を下って、また岩を登り返す




シャクナゲが現れてきた




弘法岩下で休憩
前日はこの展望台に登って360度の絶景を堪能した




木の根のからんだ「橋」を渡り、木の根の「階段」を登る
まるでアスレチックスだ




真っ赤なキノコ
いかにも毒キノコっぽい
調べたが、名前は判明しなかった




シャクナゲのトンネル
シャクナゲってこんなに高くなるのかと、驚き!




苔が現れ始めた




殆どが樹林の中の登山道だが、所々開けた場所がある
南に金峰山が見える




黒い森が少し開けてきた




今度は白いキノコ
至ることろに様々なキノコがニョキニョキ
一体、何種類あるのだろう??




黒いキノコ
禍々しい色と風情
黒いキノコは始めて見た




所々に岩が出現する




細い柄が茶褐色のキノコ
道端のキノコ百態に、驚いたり感心したり…
9月初旬という時期の所為か、ここの所の雨続きの所為か
小川山はキノコだらけだ!




小川山山頂
樹林に囲まれて展望はない
雨を心配して早々に下山を開始




八丁平に向けての下山路
山梨・長野の県境尾根
富士川・千曲川の分水嶺でもある




この辺りは手つかずの原生林だ
樹林が濃く、地形が見えない




辺り一面の苔が幻想的な雰囲気を醸し出している




金峰山とそれに続く山並みが見える
雲が重く垂れてきた




西に瑞牆山
奇怪な山頂を見せている




原生林の下には幼木が育っていた




富士見平への分岐




地形を確認したいのだが… 原生林に阻まれる




八丁平の道標
このポイントから廻り目平に向けて東に下る
ここから破線のルートになる




砂洗川の枝沢に出た
沢を渡渉




砂洗川から名を変えた西俣沢に沿って下降




道標が木の根元に
この辺りは道標が多い




沢の渡渉を繰り返す




荒れ気味の道




西俣沢のナメ




柔らかい色の岩に水がナメていく




ちょっとの所だが、結構嫌なポイント
岩が濡れていて滑りそう




漸く歩きやすい道になった
辺りの雰囲気は良い




金峰山への分岐




金峰山へは木橋を渡って行く




岩屑だらけの林道




とうとう雨に追いつかれた




長い林道歩きが終わり、キャンプ場に戻ってきた




5日カモシカコースと、6日小川山登山のトラックデータ